~栄養成分表示を見てみましょう~

インスタント食品や冷凍食品、調理済み食品等の加工食品は、食品の加工・処理をする過程での栄養量の低下や見た目の変化等がみられます。
また、インスタント食品や冷凍食品は糖質・肉類・揚げ物等の加工品を占めるため、栄養バランスが偏りがちです。そのため、加工食品は安価で手軽に食べることができますが、使用頻度が高いとエネルギーや脂質・食塩の過剰摂取となります。
過剰摂取を避けるために、加工食品を購入する際は栄養成分表示を確認してみましょう。

栄養成分表示とは

容器に包装された加工食品や添加物には、食品の栄養成分が表示されています。
必ず表示されるもの:エネルギー(熱量)、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量)
上記の5つ以外の栄養成分は任意で表示されます。

CHECK!

健康状態に合わせて、それぞれを注目してみましょう
〇肥満や痩せ、食べ過ぎが気になる方  
 → エネルギー
〇バランスよく摂れているか気になる方 
 → たんぱく質・脂質・炭水化物
〇高血圧が気になる方         
 → 食塩相当量
※ドレッシング別付けのサラダ等、セットで販売されているものはそれぞれの表示を確認!

強調表示
強調表示では、栄養素を補給できる旨や適切な摂取ができる旨の表示がされます。商品パッケージに表示されている「低カロリー」「糖質ゼロ」「高たんぱく」等が強調表示です。強調表示には様々な種類があり、それぞれの基準を満たすことで表示が可能になります。

今回は様々ある強調表示の中から「含まれない旨」についてお話します。
「含まれない旨」とは、下記のノンシュガー、カロリーゼロ等の表示をさします。

例えば、「カロリーゼロ」と表示された500mlの炭酸飲料を1日2本飲むと、50kcalとなる商品があります。
含まれていない表示がある場合であっても、栄養成分表示を確認し食べ過ぎ・飲みすぎには注意しましょう。
参照:e-ヘルスネット(厚生労働省)/ 食品表示について(消費者庁