入院のご相談は医療相談室までご連絡ください。
当院は回復期リハビリテーション病棟と障害者病棟を併設しています。回復期リハビリ適用か障害者病棟適用かで判断がつきかねる場合もご相談ください。
医療相談室 直通
045-935-3388
受け入れ対象と各病棟の特色
回復期リハビリテーション病棟
病 棟
脳血管疾患・運動器および廃用症候群のリハビリを行っています。
病棟担当医師
整形外科専門医と脳神経外科専門医が診療を担当しています。
いずれの医師も障害者福祉法第15条指定医であり、身体障害者診断書・意見書を作成できます。
リハビリ内容
入院後は退院まで患者さまの生活状況を伺いながら、毎日リハビリテーション(PT・OT・ST) を
提供し、患者さまが入院前の日常生活を取り戻せるよう努めるとともに、言語聴覚士による摂食嚥下機能回復訓練や歯科衛生士による口腔ケアにも力を入れています。また、退院前には家屋調査を実施し、地域のケアマネジャーさん等と連携して環境・サービス調整のお手伝いをしています。
面会について
毎月一回行われる医師面談の後に10~15分の対面による面会を行っています。
また、平日は制限無し(一日一回まで)、土曜日は月2回まで、面会時間は1回につき30分程度の面会といたします。対面面会とは別に患者さまのリハビリの様子を随時見学いただけ、ご家族に好評をいただいています。
ご相談ください
当院は障害者病棟も併設しているため、脳血管疾患による回復期リハビリが該当しない方でも障害者病棟で対応できる場合があります。判断がつきかねる場合はご相談ください。
対象疾患
疾患名 | 入院日数上限 | 備 考 |
---|---|---|
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍、脊髄炎、多発性硬化症等 | 150日 | 高次脳機能障害があれば180日 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折または手術 | 90日 | 左記に限らず、2肢以上の多発骨折は対象となります。脊柱管狭窄症は運動器ではなく廃用症候群としてのお受け入れとなります。 |
外科的手術または肺炎等の治療時安静に伴い生じた廃用症候群 | 90日 | 紹介状に廃用症候群の診断名・診断日を明記していただく必要があります。 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経・筋・靭帯損傷 | 60日 | |
股関節、膝関節の置換術 | 90日 |
障害者施設等一般病棟
病 棟
障害者施設等一般病棟にかかる対象疾患、および人工呼吸器を装着している方(原疾患問わず)をお受け入れしています。
病棟担当医師
脳神経外科専門医と内科医が診療を担当しています。
脳神経外科医師は障害者福祉法第15条指定医であり、身体障害者診断書・意見書を作成できます。
特 徴
下記一覧のように重症度の高い患者さまのお受入れをしていますが、その他にも当院の特徴として、人工呼吸器を装着されている方(原疾患問わず)をお受け入れしています。
17~18台(2024年2月現在・台数変動あり)が随時稼働しており、近隣のみならず遠方の病院からのお問い合わせやご紹介も多数いただいています。
面会について
三か月に一回行われる医師面談の後に約10分の対面による面会を行っています。
また、それとは別途、平日は制限無し(一日一回まで)、土曜日は月2回まで、面会時間は1回につき30分程度の面会といたします。
ご相談ください
当院は回復期リハビリ病棟も併設しているため、脳血管疾患や脊髄脊椎疾患において、回復期リハビリ適用か障害者病棟適用かで判断がつきかねる場合もご相談ください。
対象疾患
備考 | |
---|---|
重度の意識障害者 (原疾患問わず) | JCS Ⅱ-30以上もしくはGCS8点以下の状態が2週間以上持続 |
無動症の患者(閉じ込め症候群・無動性無言・失外套症候) | |
頭部外傷・低酸素脳症等 の重度肢体不自由者 | 身体障害者手帳1・2級 またはそれに準ずる |
両下肢の著しい障害・全廃、両下肢大腿の1/2以上欠くもの | |
その他神経難病等、終末期の方のご相談をお受けいたします。詳しくはお問い合わせください。 |
脳卒中後遺症の重度意識障害者については医療区分2・3に該当する方を優先的にご案内します | |||
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処置・状態等 | 可否 | 備考 | |
人工呼吸器 | 区分3 | 〇 | 原疾患問わず |
IVH | 〇 | ||
酸素3ℓ以上 | 〇 | ||
インスリン | 区分2 | 〇 | インスリンを1日1回以上、血糖測定を週3回以上 |
酸素2ℓ以下 | 〇 | ||
気管切開 | 〇 | ||
末梢静脈点滴のみ | 区分1 | ✕ |